はじめまして!
フランスの絵本についてのエッセイを書かせていただくことになりました、作家の福本舞衣子です。
幼少期を含む人生のトータル約10年間をフランスで過ごし、たくさんの洋書にも触れてきました。
いつか自分でも絵本を出版することが子供時代からの夢です。
記念すべき初のエッセイでご紹介したいのは、
私が子供の頃大好きだった『ババール』というフランスの絵本シリーズです。
幼少期にフランスで過ごした私は、両親に外国の色々な絵本を買ってもらいました。
その中に『Babar(ババール)』もありました。素朴な顔つきをしているババールたちに惹かれ、
読んでいる内に表情豊かに見えてくるのが不思議で楽しくて、綺麗な色合いの絵が魅力いっぱいで、
小さかった私は何度もページをめくりました。
今回は、そんなババールの魅力についてお話ししていきたいと思います。