第一話 出産後馴染みの町を見る目が変わった

『あかちゃんと一緒 京都おでかけ手帖』(1,380円・送料込)の著者のひとりであり、

「あかちゃんとおでかけ手帖をつくる会」の代表である早川美咲さんが訪ねてきてくださいました。

お互い、2児の母である立場と言うこともあり、子供とおでかけする大変さ、楽しさについて、語り合いました。

初回は、本を出すことになったきっかけとなった出来事についておうかがいします。

第一話です

 

―今日は、わざわざお越しいただいてありがとうございます。

​いえいえ、こちらこそ、ありがとうございます。

​​

―早川さんは、今は東京にお住まいということですが、いつ頃からですか?

​​えーと、昨年の夏くらいからですね。それまでは大阪府の枚方市でした。

―枚方ですか。ではわりと京都に近い場所ですね。

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

枚方の中心地から京都駅まで30分ほど。

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​はい。元々生まれたのが京都なんです。

大学も京都だったので、以前からよく京都へは遊びに行っていました。

​​

―以前から馴染みの場所だったんですね。

  今回『あかちゃんと一緒 京都おでかけ手帖』を作ることになったのも、

  土地勘があったからでしょうか?

​​京都は何度も行っているし、お気に入りの町でもありました。

なので土地勘はありましたが、子連れだと全く別の町のような感覚でした。 

でもベビーカーで移動となると、今まで通っていた道が使えないこともよくあって。

​​

―あー、わかります。 当たり前に使っていたけど実は階段しかなかったり、

  目的地から遠い駅出口を出ないといけなかったりしますよね。

​​

階段しかないと、ベビーカーが辛い…

そうなんです。育児に少し余裕が見えて、やっと子供と外出できる、

と思っていたのに、いざ町に出ると周りの風景を見る目が変わってしまって。

授乳室はどこ、オムツ替えのできる場所は、と探し回るのが大変でした。

​​

​―乳児を連れてだと、オムツ替えや授乳室もですが、

 食事できる場所も限られてきますよね。連れて行くのも大変、

 家での育児も大変ななか、『あかちゃんと一緒 京都おでかけ手帖』を

 つくろうと思い立ったのですか?

​​はじめは何も分からなかったけれど、

だんだんと「子連れ外出」の景色が見えてくるようになってきて。

少しずつ、ぼんやりと

「あかちゃんと出かけやすいガイドブックみたいなものがあればなぁ…」

という思いが生まれてきました。

長男を抱えて外出していた時期でしたので、2013年の6月頃でしたね。

​​

​―初版は昨年(2015年)5月の発売ですよね。

 2年ほどの歳月をかけて、作り上げたのですね。

​​はい。最初はなかなかうまくいかなくて。でも、とにかくやりたかったんです。

ちょうど、初めての育児で自宅にこもる日々が続いて、

育児以外のなにかをやりたくてうずうずしていた時期でした。

でも素人ということもあり、何もかもが手探り。試行錯誤の連続で、

「なんでこんな大変なことを始めてしまったんだろう・・・」と思うくらいでした。

​​

つづく

次回は、妊娠から出産時の自身の変化や、「おでかけ手帖」が形になって行く様子をお届けします! お楽しみに!

         

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あかちゃんと一緒京都おでかけ手帖 販売中!

1,080円(配送手数料300円かかります

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