「よそ」から「良さ」をおしえてもらう。17/365

なんとなく気になる記事を見つけてしまって書きたくなった

子育ての話し。

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「周りと比べなくていい、うちの子はうちの子。」

なんて言いますが、私はそんなの、綺麗事だと思います。

割り切ろうと思ったって、絶対、比べてしまうんですから。

髪の毛の生え方、歯の生え方、

歩く時期、しゃべる時期、字が読める、ダンスについていけない…

子育てをしていれば、どうしたって頭によぎる

「ほかの子と比べる」ということ。

私は、めいっぱい、「他の子と比べていい」と思います。

他の子と比べることで、我が子の「個性」が見えてくるように思うからです。

たとえば、「1歳になっても歩かない。周りはみんな歩いているのに」と

歩くのが「遅い」と気になったら

「足」に注目するのではなく「手」に注目してみる。

そしたら、実は指先が器用でシールを貼るのが上手かもしれない。

食べるのが周りと比べて「遅い」なら

胃や腸の発達も「遅い」かもしれないから、腸が強くなる食生活に変えてみてもいいかもしれない。

「その他大勢」と「違う」ということは、そこに

「その子」ならではの「なにか」があるということ。

合わすことに焦点をしぼるために「比べる」ことがあるんじゃなくて

その子の「サイン」を知るために「比べる」という行為があるんだと

私は思います。

だから私は、自分の子供を知るために、どんどん周りと比べます。

周りの成長を気にします。

気にすることを否定するよりも、気にしたあとの気持ちの向き方を変えれば

きっと見える景色も変わってくると思うのです。

長女は一歳でしゃべったけど、二歳を迎える次女はまだしゃべらない。

言葉を工夫して説明する長女と、シンプルに行動する次女。

それぞれのやり方で、成長しています。

今日は、育児の悩みにばんばん!と背中をたたいてくれる本を紹介します。

 

子どもはみんな問題児。

中川李枝子/著

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