「高学年が過去へタイムスリップした姿」に遭遇したはなし

学校図書館には、全学年が遊びに来れるので
1クラスを担任するよりも多くの児童に出会えます。

交流の濃さは担任とは比べ物にならないのですが
全学年全クラスの子と広く浅く知り合えるのもまた楽しく

ときどき兄弟間の交流が見られるのも、
学校図書館ならではなのかなぁ、なんて思います。

ある日のこと
学校図書館の扉の前に、2年生が3人ほど、集まっていました。

「どうしたん?」と聞いたら、べつに、なんでもないよ、と。
すぐとなりが2年生の教室なので
単に少し教室から出ておしゃべりしていただけの様子。

あー彼は2年1組のあの子だな、彼女は、6年生の妹さんだな、あの子は…
なんて、ひとりずつクラスと名前を脳内で確認していたら、
ある共通点が見えてきて、ニヤニヤが止まらなくなってしまいました。

その共通点とは
みんな、高学年にお兄ちゃんかお姉ちゃんがいる! ということ。

名前を確認するごとに、兄や姉の名前や容姿まで浮かんできて
目の前の彼らと自然に重ねてしまって。

「あぁ…! 彼らも、こんなに幼かったんだなぁっ!!!」

とだんだんと目の前にいる彼らが高学年のタイムスリップした姿に思えて
ついついじぃーっと見つめてしまいました。

兄弟といえば必ずしも似ているわけではないのですが
彼らはたまたま似ていたこともあり、そんな妄想が浮かんでしまったんでしょう。

そうかぁ、彼らは数年後、お兄ちゃんやお姉ちゃんみたいになるのかなぁ。
なんて思いながら、
ここに長くいる先生は、低学年の頃から高学年までを、見守っているんだなぁ、ということにも気づいて。

当時、私は勤めて半年ほど。
まだまだ、ここで勉強することが山盛りだなぁー、と幼い彼らを、今度は自分に重ねてみたのでした。

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今年4月からはじまった 親子読書の紹介コラム。
学校司書の経験を踏まえてのコラムを書いているうちに
当時の記憶が思い出されたので少しずつ記録していきます。

よかったら、こちらの記事も、訪ねてみてもらえるとうれしいです。

Power Paletteにて絵本や児童書を紹介しています

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