『あかちゃんと一緒 京都おでかけ手帖』(1,380円・送料込)の著者のひとりであり、
「あかちゃんとおでかけ手帖をつくる会」の代表である早川美咲さんが訪ねてきてくださいました。
お互い、2児の母である立場と言うこともあり、子供とおでかけする大変さ、楽しさについて、語り合いました。
前回のお話では、書店で並んだことについての実感などについて話をうかがいました。
今回は、改訂版をクラウドファンディングで資金を募った、その理由についておうかがいます。
第六話です。
―改訂版の制作に時間はかかりましたか?
初回ほどではありませんが、やはり取材と編集にかかる時間はありましたね。
―2回目はどのような形で進められたのですか?
前回よりは取材先も多くはなかったのですが、
今回撮影は自分達で行いました。メンバーも、少しずつ増えてきて。
―メンバーが増えたのは、初版を見て共感した方が多かったからでしょうね。
改訂版はクラウドファンディングで資金を集めたそうですが、
クラウドファンディングをやろうと思えたきっかけはなんだったのですか?
資金がない、というのが一番の理由ではあったのですが、
一度本を出しているので説明しやすいと言うこと、
反響も多かったので告知もしやすいということが理由にありました。
―反響はいかがでしたか?
はい、多くの反響と応援をいただけて、資金は締切までに集めることができました。
おかげさまで、無事改訂版を出すことができました。
―改訂版は、順調ですか?
ありがたいことに、ボチボチお嫁にいってくれています。
京都以外にも東京にいるメンバーとも、子どもを抱えながらSNSで情報発信したり、
本屋さんに営業に行ったり、それぞれができる範囲で活動しています。
―京都以外でも発信の場が広がっているのですね。
京都以外でも訪問できる場があると、宣伝に効果的ですよね。
はい。本屋だけではなく、初版も含めて小児科や産婦人科にも置いてもらえるよう、
地道な活動を続けています。
―なるほど~。小児科や産婦人科ですか。
はい。妊娠中や小さな子を抱えていると不安になったり、
ストレスが溜まることが多いですよね。
小児科は子供が不安定な時に行く場所だし、そういった場所に
「親子でこんな楽しいことがたくさんあるよ!」と誕生が楽しみになる
きっかけのひとつになればいいな、と思って。
―いいですね。こんなふうに楽しめる方法があるんだ、とイメージを膨らませてもらえたら
子育ても楽しくなりますね。
子供が三歳にもなると、意思疎通は取れるし、階段も使えるし、
トイレも覚えるようになる。不便だったことが、ぐんと減ります。
―確かに、三歳って、ひとつの転機ですよね。
早生まれの子は特に、三歳を迎えてすぐに年少さんだし、
急に集団生活が始まって大きく成長したな、と感じることも少なくないようです。
おでかけが以前より楽になるんですよね。
でもそれまでの3年間をただがまんしておでかけを控えるのはとてももったいない。
「おでかけ手帖」などを使って親子で楽しく外出できる時間を作れたら、
きっと育児するうえでの励みになるんじゃないかな、と思うんですよね。
―親が行きたいと思う場所に子供を連れても、子供が楽しめなければ結局楽しめませんものね。
子供も楽しめると親は嬉しいけれど、さらに親自身も楽しめるとリフレッシュ
できるし、小さなお子さんがいる親御さんに手に取ってもらいたいですね。
つづく
次回は、これからの「おでかけ手帖」についてお話しいただきます。最終回です。お楽しみに!
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